「セレーション形状とシャフトとの同軸度を同時に検査できるゲージの製作を検討しています。
ただ検査対象の仕様が完全に決まっていないため、ゲージの図面が変更になる可能性があります、
その際でも対応が容易になるような良い方法があればアドバイスをいただけないでしょうか?」
というご相談がありました。
セレーション形状の同軸検査ゲージとセレーションの通止ゲージの2種類のゲージを使用し検査されるということで
持ち手の両側に同軸ゲージ、セレーション通止ゲージを交換可能な形状で取り付けたプラグゲージを提案いたしました。
精度は変わらず、仕様の変更にも短納期かつ低コストで対応することが可能で、
磨耗や万が一の破損の際にも必要箇所のみの製作で対応できるなどのメリットを説明させていただいたところ、
お客様にこの形での製作のご依頼をいただきました。
納品後、お客様からは「今後の仕様変更にも柔軟に対応できる形状を提案していただいた為
コストの削減と対応の迅速化が可能になり、大変助かりました。仕様変更の際にはまた製作をお願いします。」
という御礼の言葉をいただきました。
これからも(株)ファムでは精密測定ゲージ・精密治具を製作する際に高精度の維持はもちろん、
コストダウンと、使い勝手の向上にも取り組んでいきます。
|